プロフィール 2021年現在
全国展開の大手ハウスメーカー営業(地方都市)
年齢:30代
これから家を建てる、建てている人、ハウスメーカーに就職、転職をする人、誰かの参考になればと趣味と日記感覚でサイトを記しています。
ウッドショックとは?
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現在も厳しい状況となっている業種がある一方で、急速に回復した業種もあり、そのひとつに「新築戸建住宅売買業」があります。ただし、「新築戸建住宅売買業」は2020年半ばまでは急速に回復したものの、その後反転して減少となっています。木材価格の高騰によるものと言われています。
現在起こっている木材価格の高騰は、「ウッドショック」と呼ばれ、建築用木材の供給が需要に追いつかないことに起因しており、1970年代に発生した「オイルショック」になぞらえてこのように呼ばれています。木材の輸入量が不足することも見込まれており、木材関連の価格の高騰によって現状の想定価格では住宅建設できなくなる可能性が出てきています。
価格面でのウッドショック
前提として、年月が経つごとに建物の値段はずっと値上げしています。
①人件費のアップ
②建物性能のアップ
③物の値段のアップ
この3つにより、ずっと値上げしています。同じ坪数の建物でも10年前と建物の値段は少なくとも300万円以上はどのメーカーも価格が上昇しています。
そして今回の住宅メーカーのウッドショックによる値上げは約100万円くらいのメーカーが多いです。
木だけでなく、鉄骨、その他さまざまな物の値段が上がっているます。軒並みどのメーカーも価格上昇はしています。購買意欲を無くさないようにそんなに上がってない、または今ならまだ間に合うと話をされるかもしれませんが。。。
供給面でのウッドショック
価格は上がり続けている状況なので、この場面だから極端ではありますが、気にする必要はありません。その他物が入ってこない?という状況についてご説明します。
ハウスメーカーでは致命的なほど物が入ってこないことはないです。
例えば、IHや給湯器、設備の一部や木材の一部が納期が遅れる、または入ってこないということはありましたが、今は代替品など落ち着いています。
少し遅れてくるものも今後あるかもしれませんが、ハウスメーカーではお客様は安心しても良いかもしませんね。
営業マンの正直な感想
ウッドショックが世間を騒がしましたが、個人的には物の値段が上がり続けるなかでの、大きく値を上げるための運動のようなものと思っています。本当に入らない建材などもあるかもしれませんが、それに乗じて価格の値上げを謳っているのではないでしょうか?(予測)
気を付けてほしいのはウッドショックで来月には価格が上昇するから、や今のうちに物を確保するためにと契約を迫ってくる営業には注意しましょう。