プロフィール 2021年現在
ハウスメーカー営業
年齢:30代
これから家を建てる、建てている人、ハウスメーカーに就職、転職をする人、誰かの参考になればと趣味と日記感覚でサイトを記しています。
新築にはトラブルはつきもの!?
住宅業界はまたの名を『クレーム産業』と言われています。
普通の人は1回、良くて2回しか建てられません。また新築の場合はそこにない物を半オーダーで作り上げていきます。言うまでもなく、様々なトラブルがあります。
問題や不具合があれば私だって、言います!ただ予期せぬトラブルも。。。
会社の組織の中でも時々事件、事故が起きます。そんな中で、これからすまいづくりをする人にとっての参考になればと思い、こんなトラブルがあるという参考にしてください。
そんなトラブルの中で、今回は近隣トラブルに関して話をしていきます。
近隣トラブルは非常に怖い
なぜ近隣トラブルが一番多く、怖いのか。。。
まずは建築会社の対応はメーカーにより様々ですが、工事や設計にかかわること以外の近隣トラブルには介入しないというのが原則です。大手メーカーは契約書にもよく記載されています。
お隣さんとのトラブルや近隣は協力はするけどお客様で対応してね。という基本スタンスです。。。そして皆様が思っている以上?少なくとも私が思ってた以上に、変な人は多いです。そんな近隣トラブルを防ぐためにも例をランキングで紹介していきます。
1位 境界トラブル
境界というのはどこからどこまでが自分の土地かのラインです。特に土地の価値が高いところは気を付ける必要があります。不動産屋が仲介に入る場合は大抵しっかりしてくれますが、境界がはっきりしているかは確認しましょう。
土地家屋調査士さんという資格を持った人が整備しています。境界があいまいなときは相談しましょう。
2位 音に関するトラブル
様々な音に関するトラブルは多いです。例↓
・工事中の音に関して
会社がしっかりと対応しなければいけませんが、養生や夜間も工事をしたりメーカーにより対応が違いますので要注意です。
・住み始めてからの室外機の音のトラブル
計画をする設計士さんが基本は考慮しますが、エコキュートなどの給湯器は夜間動くことが多いので特に注意。可能であれば隣家の寝室位置を探りましょう。エアコンも霜取りなど音が欠航します。
・楽器・音楽などの音漏れに関するトラブル
自分の家から出す音だけでなく、近隣の日中や夜間はうるさくないかも、土地を買う前に確認できると良いです。
3位 日当たりと窓に関する
特にもともと家がなかった場所に建てるときにトラブルになりやすいです。例↓
・家が建ったせいで、リビングが真っ暗になった。
・新しい家から丸見えになってしまった。
・太陽光発電が発電が減った。
事前に隣家の窓や距離を把握しておきましょう。目隠し請求権というのも知っておくと良いかと思います。
下記全日本不動産協会HPは分かり易いです。
特殊な近隣トラブル その他
そんな近隣トラブルですが、少数派が面白い!対応する人は大変ですが。。。
■朝方に眠る仕事をしているのだが、工事の音がうるさくて眠れない。精神科に通うことになり、医者に通う費用を払ってくれ。
工事の音を完全に消すことは出来ません。
◾️その土地はずっと目をつけていた土地だから譲ってくれ。
こればかりは、、、
◼️アマチュア無線を楽しんでいるから、太陽光発電はつけるな。
近くに大きなアンテナがあるか気をつけましょう。太陽光発電の変換器(パワーコンディショナー)はアマチュア無線の阻害になることがあります。
◼️家が建ったせいでテレビが映らなくなった。
◼️落雪が隣家に飛んでくる。特に積雪の多い地域はかなり重要ポイント。
■挨拶がないと怒る町内会長さん
近隣トラブルを避けるために
重要なのは近隣との関係性です。また工事中には何かしらのストレスがかかることが多いため、工事を施工するだけでなく、お客様からの挨拶が大事です。
工事前には必ず、近隣に挨拶をしましょう。また地域の町内会長や班長さんも把握しておくとよりいいでしょう。また挨拶だけでなく、やはり粗品も意外と大事。
さいごに
様々なトラブルがありますが、事前に予測できるものはある程度把握、対策をしておきましょう!珍しい近隣トラブルなど経験された方は是非、絶対教えてください。