ZEH解説【分かりやすい補助金】■そもそもZEHとは？■最新の補助金■スケジュール

ZEHとは断熱を良くする、効率的な設備を採用、自家発電をすることでエネルギー消費を０にする家のことなんです。

下の図を参考にしてくださいね。

net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略語

「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。

エネルギー消費量というのは1次エネルギー消費のことを指し、すべての電気代ではなく、冷暖房、照明、給湯、換気などくらしの最低限必要なエネルギーのことです。

ZEHの建物に補助金が出る制度があるんです。内容や金額は毎年違っているため確認が必要です。

国の補助金となります。３つの行政機関が連携している補助金です。

➊パリ協定での二酸化炭素の排出を抑えたい環境省

❷一般の人からの大きな税収にもなる住宅業界により経済を発展させたい経済産業省

❸住宅の整備を進める国土交通省のそれぞれにとってメリットがある補助金になります。

補助金の内容はお客様には聞きなれない言葉も多く、難しいです。ここではポイントを説明していきます。

毎年４月に発表があります。

募集期間が毎年違いますが、近年では1次、2次、3次など年間の期間を分けて複数回募集がありますので、建築のタイミングに合わせて選択しましょう。

補助金額が高くなればなるほど、求められる条件が厳しくなります。例えば蓄電池を採用してください、断熱性能はこのくらい必要です。など

どの条件、どの補助金ができるかはハウスメーカーや建築会社に聞いてみましょう。

⤵補助金の一覧と補助金額

補助金額に＋αとありますが、条件をクリアすることで補助金額が追加になります。

蓄電池１ｋｗ／ｈ　(←蓄電池容量のこと)あたり２万円補助金額が増えます。つまり蓄電池を採用しないと増えません。

そのほかにもV２Hシステム(車の蓄電池と家をつなげる仕組み)分の金額がプラスになるなどいくつかあります。

何度も買うことがほとんどない住宅業界では、『またあの同じ値段で頼むよ』ということが少ないのだ。

毎年買ってもらえるなら、１回の値引きが後を引くことも多いが、1回きりなら、今回だけは頑張っちゃおうかな？

2021年→2022年でどのように推移しているのかまとめています。

2021年～大きく内容は変わらず、補助金の額が5万円ほど下がっています。

ただし、ZEH補助金はZEHの家が多くなると補助金額も減っていく傾向にありますので、年々補助金額は減るとの予想もあります。

建物完成後に完了の申請をしてから、建てた方の口座に入金になります。

家が完成してから約2～３ヶ月後で振り込まれるイメージです。

家のお金は支払終わってから入ります。

つまり、直接建物の工事費用に充てることは出来ないケースが多いです。住宅ローンの繰り上げ返済に充てる、外構工事の追加に充てる、家具・家電にする方が多いです。

ZEHの中にも種類があります。

・Nearly ZEH
・ZEH Oriented

都市部、雪が多い地方だとなかなか太陽光発電を付けられないので、

考慮してくれているものになります。

ZEH補助金は毎年予算が決まってその年度内に予算を使いきらないといけません。ウッドショックや建築資材、設備などの確保が大変な時代の中、完成時期までの期間が長くとれないため建築会社からすると大変なスケジュールにはなっています。

ZEHの1次エネルギー消費量を減らす内容を図にしてみました。

ZEHの建物にするメリットをまとめています。

ZEH対応の建物が必ずしも、ZEHの補助金を受けられるとは限りません。様々な条件や申請には作成する資料など多くあります。

ZEHの補助金を受けられますか？と聞いてみましょう。

こどもみらい住宅支援事業との併用は出来ません。【どちらか】になります。